ドキュメンタリー映画「地蔵とリビドー」

表現

まいどはや。いろふぁです。

いろふぁ
いろふぁ
今日はまったりした休日~

けれど、お天気がめちゃめそ悪いです。
しかも風も強いし。。

いろふぁ
いろふぁ
テンションさーがーるー

お天気に気分って持っていかれませんか?
ポカポカ春日和だと心もワクワクするけれど、
荒っぽい天気やどんより雲は心持ってかれる。。。

なんて緩い前置きはさておき、今回のトークの議題はこちらです!

【地蔵とリビドー】

いろふぁ
いろふぁ
知的障害や精神疾患を持つアーティストたちによる作品の魅力を掘り下げていくドキュメンタリー映画です。

画像はチラシなのですが、4月18日南砺市城端 伝統芸能会館じょうはな座にてこの映画の上映会が開催されます。
知人のお手伝いをすることになり(本当に)ちょっぴり関わっています。

過去に他の場所で上映会があったのですが、気になりつつ日程が合わなくて断念していたところでした。(笑)

ドキュメンタリー映画。
私個人は普通の映画ですらめったに観に行かない方なのですが、なかなか見る機会がない人も多いかと思います。

私もですが、やっぱり映画と言えば、ストーリーが泣ける!あの有名人が!とかそういったところに興味を持ちがちだと思います。
それはそれの楽しみ方だと思うのですが、ドキュメンタリー映画はそっちはそっちの楽しみ方があるんだなあと最近感じるところです。

いろふぁ
いろふぁ
そうは言っても私もドキュメンタリー映画の回数なんてたかが知れていますが🤣

でも少なくとも、ドキュメンタリー映画観る人は高尚なご趣味ですね…ってわけではないと思います。

見たら、意外と面白いのです!ストーリーを楽しむというより、価値観の革命を起こすもの、と私は感じています。

自分の知らなかった価値観…実は自分の奥底にひそんでいた価値観との共鳴…そんなものもあるかもしれません。

いろふぁ
いろふぁ
なんて、言うと逆に怪しく聞こえちゃうのかな🙃

ともあれ、そんなでこの映画の上映会に関わることになって、イベント前に先に映画を見せて頂きました。
そのざっくりした感想書きたいなと思っての今でございます。

それってネタバレじゃん💥
いろふぁ
いろふぁ
大丈夫!

ドキュメンタリー映画ってそもそもストーリーで見せるものではないので、
オチという概念がないから、感想言ってもネタバレにならないのであーる!

とはいえ、あんまり描写を事細かく書くと、ネタバレといえばそうかもしれないので、
個人的に響いた一部だけの感想を書かせていただきます。

上述したように、知的障害や精神疾患を持つアーティストたちが登場します。
まれに見かけませんか?
ずっと同じ言葉を繰り返し続けたり発狂されてる成人さんを。
傍目にはどうしても「こわい」とか「変な人」とか思ってしまいますよね。
私だって少なからず思います。
でも、そんな人たちがアートに目を向けた時、独創的な作品をつくりあげ、それが一般社会ですごい評価を得ているのです。
実際、映画で登場する作品は、緻密なもの感性で創られたもの、様々ですが、アートの世界に精通していない私でも、

いろふぁ
いろふぁ
なんかよくわかんないけどすごい💥

とかくらい思います。←
それはさておき、とある作者さんのトークの中で
「辛いときの方がいい作品ができる」という言葉があり、
なんだかそれはとても共感できるものがあるなあと思いました。
心のもやもや、しんどい気持ち、それを作品に昇華させて自分の心を鎮静化させる、健全な薬みたいなものらしい。
そうやってしんどい時こと作品をつくるそうです。

いろふぁ
いろふぁ
私だったらしんどいときは何もしたくなくなる🙃

人によってはそれを繰り返し病んでいく人もいるかもしれません。
そう思うと、彼らの方がよほど健全な行動をとっているんだなあと思います。

映画に言葉として言われてたわけではないのですが、
彼らは子供の感性のままおっきくなった人たちなのだな、と感じました。

小さい子どもが、同じ言葉繰り返したり、大声で叫ぶことに疑問を持つ人ってあんまりいませんよね?
彼らは最強濃度の純粋なのだ。身体だけおっきくなった精神は子どもなのだ。
そう思うととても腑に落ちる気がするのです。

何故、彼らが気味悪がられるのかというと、
「大人」は理性があって当たり前、我慢して当たり前。
長く生きてきたのだから常識の範囲がわかるであろう。

そういった「当たり前」があるから、それがない彼らが怖いのだ。

子どもには許されることが大人だと「異常」になる。

けれど、彼らは自分たちが「異常」であると思って生きていない。
ありのままの自分をのびのびと生きている。

彼らの作った作品がものすごく高値で売られたとしても、
彼らは「じゃあお金のために作品をつくろう」にはならない。
「描きたいから描く」その一点のみ。
だから我々「一般人」「常識人」には描けない世界を描くことができる。
表現にもがく一人としては羨ましい限りです。

ともあれ、子どもと同じなのだから、騙されることや、法律ルールに疎い彼らであるから、
子ども同様「保護者」がいないと生きていけないという点では等価交換なのかもしれないですね。

我々は、自分の足で自由に歩けるし選択もできるが、どこか心の不自由、昇華仕切れない思いを抱えながら生きている。

どちらが幸せなのかは決められるわけがないのです。

少なくとも、みな平等に人生を楽しむために生きていると思いたいので、
私はその感性の上澄みをすすりながら、自分に活かしていきたいなあとそんなことを思ったのです。

けっこう独自の感想を書かせていただきましたが、この映画での思うこと感じることは様々だと思います。
ぜひとも実際に映画を見て、個々の感じ方を得てもらえたらドキュメンタリー映画も案外楽しいかもしれませんよ!

富山県南砺市のじょうはな座での開催です。
普段とは違う場所で映画観れることも面白いですね。

2021年 4月 18日 ( 日 )
午前の部 開演 11:00~( 開場 10:30)
午後の部 開演 14:00~( 開場 13:30)
鑑賞料金 おひとり様 500円 ( 自由席 )
HPはコチラ↓
https://jizolibido-johana.jimdofree.com/

また、同時開催イベントとして福光美術館で、この映画のアーティストさんの作品がみることができる企画展が今日から始まったみたいです!(偶然のタイミング)

両方楽しめるとなおよしですね。🤣

いつもより長かったですが最後まで読まれた方ありがとうございました~!

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